手錠のまゝの脱獄の作品情報・感想・評価

「手錠のまゝの脱獄」に投稿された感想・評価

iceblue

iceblueの感想・評価

4.0
‘俺たちは鎖で繋がってるんだ’…

面白かったです。
脱獄じゃなくて‘脱走’だったけど。
ハラハラの逃走劇と人種問題。
あからさまな黒人への差別。
そんなの当たり前だろ、という空気がやるせない。誰も何とも思っていない恐ろしさ。
 
そして手錠はいつどうやって外すのか。
ここ、一番期待しちゃうところですが…
私は『網走番外地』の方に1票!あれはなかなか考え抜かれた名場面。

追っ手の警察がゴタゴタしていて、
犬のくだりはちょっぴりコミカル。
そして…。ちょっと奥さん!
いくらなんでもそれは…!
     
二人の心の動きと、シドニー・ポワチエの歌声が耳に残りました。おどけたような、哀しいような調子があの場面にふさわしいのかなって。
 
50年代脱獄映画の傑作

囚人を乗せた車が事故にあい、手錠をつけたままの2人組が脱走!人種が異なる2人は争いながらもお互いのことを徐々に理解していき…

鎖に繋がれた2人を鎖に繋がれた犬が追うという何とも皮肉な展開。
脱走犯も争うけど、警察は警察で内輪で揉めてて何だかなーと思った。

ラストの全力で走る姿が…
shuuhey

shuuheyの感想・評価

-
絶対おもろなる設定なだけに惜しい
展開範囲が黒人差別批判の枠から出ない

このレビューはネタバレを含みます

繋がれた二人の演技がとてもいい。
反目しあい、わかり合う。
それが無理のない速度でよかったと思う。

やはり最後はショーシャンクの空に」のようには逃げ切れませんでしたね。
時代的にしょうがないのかな、とも思うけど、それもまたひとつのエンディングとして受け入れることができた。

演技がまた上手なんですね。
トニーカーティスがどうしても…こう、…「お熱いのがお好き」の感じが自分の中で抜けなくて…(^-^;

リンチの怖さとか、差別とか時代を感じるけれど、まだこういうところはあるんだろうな、自分が知らないだけで。

初めて観た時には響かなかったところが、今日はとても深くまで刺さった。

良い作品でした。

最後の笑い声、切ない……。
全力で走る男達に涙。鎖が無くとも繋がり続ける2人の友情。
ゴト

ゴトの感想・評価

3.7
対立する2人が手錠に繋がれ、協力を余儀なくされる、という話はたまに見られるけど、この対立軸を超えるモチーフはそうそうないんじゃないか。

1958年公開の映画だが、その数年前にはモンゴメリー・バスボイコット事件があって、当時の世相というか何か大きな流れに背を押されて製作された背景がありそうな感じ。それにしても、もうすぐ平成が終わるというのに未だに人種差別を題材にした映画が撮られていることに、この問題が抱える根深さが窺えてしまう。皆自覚がないんだよね、差別しているっていう。自分も含めてだけど。

あの欲求不満なお母さんも人種差別しているという自覚がないから、食事出さなかったり簡単にウソを教えてしまう。自覚がないというのは悪気がないってことでこれが一番厄介。

話的にはシンプルなストーリーで白黒だからと構えることなく入っていけるのではないか。ジョーカーとカレンが協力しながら絆を深めていく一方で、追跡する白人の集団がどうも一枚岩になれないのも、皮肉っぽくて面白い。何よりカレンの歌う野太い「ロング・ゴーン」が良い。
ザン

ザンの感想・評価

3.2
粘土質の穴は登るのにつらそう。

このレビューはネタバレを含みます

脱獄ロードムービー

黒人と白人が一緒に行動して
同じ目的があるからという単なる利害関係から、情を交えて親友のような間柄に

と今ではありがちなところではあるかもしれないけどこの時代だと思うと、何というか臨場感というのか真実味というのか重みが違う感じ

ラストの女のヘドが出る発言と憤慨する白人主人公がいい
クロ

クロの感想・評価

3.7
悪くないけどシャープ過ぎて大きな流れにならないのが残念。
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