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夜と霧のやのレビュー・感想・評価

夜と霧(1955年製作の映画)
4.5
戦後ナチスの戦争犯罪が明るみに出て当時の人々は新聞などの報道でナチスが何をしたか知ってはいたけどこういう映像で見たことはなかったのでこの映画に大変な衝撃を受けたという話を聞いた
今見ても全く色褪せない映像

「廃墟の下に死んだ怪物を見つめる我々は 遠ざかる映像の前で希望が回復した振りをする
ある国の ある時期における特別な話と言い聞かせ―消えやらぬ悲鳴に耳を貸さぬ我々がいる」
最後の言葉を忘れたくないなぁ
ファシズムの芽は今もいたるところに存在することに自覚的でないといけないと改めて思った
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