夜と霧の作品情報・感想・評価

夜と霧1955年製作の映画)

NUIT ET BROUILLARD/Night and Fog

製作国:

上映時間:32分

ジャンル:

3.9

「夜と霧」に投稿された感想・評価

みん

みんの感想・評価

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今まで見たどんなものよりもおぞましくて信じられない光景

ナチスに関連する映画はほどほどに観たことがあり何かしらを感じていたけれど、どこかで現実として見れていなかったのかもしれない…そう実感しました

"死んだ怪物たちを見つめる我々は遠ざかる映像の前で希望が回復したふりをする"

"ある国のある時期の特別な話と言い聞かせ消えやらぬ悲鳴に耳を貸さぬ我々がいる"

アウシュビッツを舞台にリアルに再現するのではなく、全て本物の映像のみで構成されている所以が上の言葉からも分かる

現実を現実として受け止めさせる、昔話として終わらせない、他人事として逃げる道を作らない。そういった思いがあるのかと……耳が痛く胸に刺さりました
授業で見た。知るということは大事。それをふまえて新たに思考をするからだ。
そういう意味で、この映画は非常に大切。
点数どうこうじゃないけど見るべき映画として高い点数をつける

なんとなくのイメージのホロコースト、特に我々日本人はあまり馴染みがないので強制収容所としか知らない人も多いと思う

この作品見ることで今後見る戦争映画の深さ増すと思うし、
一般教養として見るべき映画でもある
アラン・レネの代表作だけど、非常に評価に困る作品

というのもアラン・レネがこの映画のために撮った箇所は草が生い茂ったアウシュビッツの模様くらいで、それ以外は大戦中のユダヤ人迫害の歴史を撮ったライブラリー的映像を編集したものと思われるのだけど、それはさながら既存の写真を加工し切り貼りしたアンディ・ウォーホルの芸術作品のよう

ウォーホルの作品もアイディアや色調が面白かったりするけど一から作品を作ったわけではないから未だに評価を下し難いものと自分の中でなっていて、この作品も同様に迫害の歴史とか凄まじいけど映像撮ったのアラン・レネじゃないんだよなと複雑な心境になってどう評価すればいいのかわからなくなる

既存の映像にナレーションをつけて編集すれば作品として成立することを示したという意味ではウォーホルの作品と同じくコロンブスの卵的発想が篭っていて、それはそれで面白いとはいえ、完全なアラン・レネ作品とどうしても言いかねる映画
あ

あの感想・評価

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あまりに凄惨で思わず目をそらしてしまった……
全ての歴史を黙って飲み込み、平和な土地と地続きで存在するあの建物たちの意味を考えずにはいられない
TONNY

TONNYの感想・評価

4.3
我々が今,問われていることは

過去を見つめ直し,

世界で行われている不毛な争いに

終止符を打つことだろう
フェイクドキュメンタリーかと思ってしまう程の凄惨な映像に胸が痛くなる。骨が浮き出るほど痩せ細った人々、髪の毛で作られた毛布、皮膚で作られた紙、ブルドーザーで埋められる死体、これらが過去の遺物にされてしまうこと。人間はここまで残酷になれるのか。恐ろしい。
chisa

chisaの感想・評価

4.3
これこそがホロコーストの真実
知らない映像もありました。
昔だからといって現在を生きる人間より劣っていたとか、知識が乏しすぎたことはなく同じ人間がここまでしたのかと、、
凄いドキュメンタリーです。
目を背けずに人間の恐ろしさを伝える映像
写真展でいい
sc

scの感想・評価

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シンドラーのリストに3時間費やすより30分でこの映画を観るほうが良い
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