フランス映画祭にて鑑賞。「現存する映画会社の中で最長の歴史を誇るゴーモン社から珠玉の1本を上映」という言葉につられたのだが、観てよかったクラシック作品。
パリ社交界が舞台なので、衣装や内装なども煌びやかに違いないのだけど、モノクロでもそれがわかるから不思議。
結婚記念にもらったダイヤのイヤリングが幾度も同じ人間の元に戻ってくるという、ちょっとコメディっぽい部分があり、おもわず笑ってしまう場面も。でも、基本はラブストーリー。巡り巡るイヤリングそのものは変わらない存在(不変的存在)だが、それをとりまく人間たち(可変的存在)の心は移り変わり、それに伴いイヤリングが持つ意味も変化していく様が面白い。
そして、クラシック映画を観るとよく思うことだが…愛は大事だ!