ポパイ

ブロンクス物語/愛につつまれた街のポパイのレビュー・感想・評価

4.0
アウトローに憧れ、友人とつるみ愚行に走り、父を蔑ろにする。

恐れられることをカッコいいと思ってしまう。

誠実であることの尊さを理解できない。
Cを見ていると、何だかもどかしくなる。
(男なら何かしら思春期頃の自分に思い当たる節があるのでは)

ただ厄介なのが、ソニーが強く、賢く、魅力的で、確かにCを大切に思っているらしいこと。

最初は幼いうちからファミリーに取り込もうとしてるのかと邪推したけど、彼なりの愛情がどうやらあったのだろう。

Cが懐くのも無理はないのかな。

60年代ニューヨークの話に、平成育ちの九州の田舎者が何だか妙に共感してしまった。


1960年代の美しいドゥーワップ。

お茶目なあだ名

『悲しい人生だな』
『他に道がない』

ドア・テスト

いつか結婚して、息子ができたら、椅子に縛りつけてでも観せてあげたい。

でも多分ダメだ。
少年の可能性や危うさは、少年を経験し終わってからでないとどうせ理解できないだろうな。

大人が楽しむ少年の映画🎬️
ポパイ

ポパイ