ゆっぴ

メリー・ポピンズのゆっぴのレビュー・感想・評価

メリー・ポピンズ(1964年製作の映画)
3.9
さすがディズニー、すごくハッピーになれました。ミュージカルとしての楽しさや、キャラクター、色彩、登場人物とそのストーリー性、すごくおもしろかった。

メリー・ポピンズがなんでも出来ちゃうから次々にユニークな魔法とか掛けるし都合の良いような展開だけど、そこが良い。ありえない状況や今観るとアナログだと感じる演出でも、クスッとこちらを笑わせたり楽しませてくれる。
もうハッピーしかない、ハッピーな要素がたくさん詰まった作品でした。
実写とアニメーションの融合など、本当にメルヘンな画面が多い今作だけど、メリー・ポピンズだから成り立つし、変にアニメらしくも実写らしくもなく、メリー・ポピンズにしか表現出来ない世界観が楽しめました。

このようにただ楽しい世界かと思いきや、作中には女性参政権や銀行の取り付け騒動など大人が無関心になれないような、そういうことについ目が行ってしまう事柄も含まれている。
楽しむということを忘れていそうな大人にも観て欲しい。楽しんで笑って欲しいというメッセージがあるのかな、と思いました。
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