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メリー・ポピンズのako4uのレビュー・感想・評価

メリー・ポピンズ(1964年製作の映画)
3.7
なんて夢のある

風で 並んでた乳母候補者達が吹き飛ばされてゆき
同じ風で メリーポピンズがやって来る
手すりを昇り
亀に乗る
ペンギンダンス
メリーゴーランド
屋根の上の行進
煙突掃除夫たちのダンス
あと時報が鳴るたび 家具をおさえるの好きだなぁ
「実に素晴らしいお天気じゃないか こんな日は時報の火薬を倍にしろ」


原作は未読ですが
ふわふわ あっかる〜い 魔法使いを思い描いてたら
存外クールビューティなんだね
そこがいい
けして子どもたちのイエスマンではなく
「早くして タッタカタ」
かといって 子ども達が夢をみること 冒険に出ることは やめさせたりしない
「連れて行ってメリーポピンズ、お願い」
「まったく。行くしかないでしょうね」

教育の大前提は
教える側の魅力
どこまで子どもの心をつかめるか 大好きになってもらえるか その言葉に耳を傾けてしまうくらいに
世の教育者や お母さん達に おおいなるヒントを与えうる メリーポピンズ

後半、思いの外 お父様がフューチャーされていきます
働く大人の辛さ
「君たちにはお母様がついてる メリーポピンズも
でもお父様は誰がたすける
お父様が敵でない」

大人が子供を理解すると同時に
子どもが(子どもなりに)大人を理解する
家族が幸せでいるのに有効な方法かもしれません


追伸ですが
なぜ後半 こんなにもお父様にスポットがあたるのか
メリポピのすぐ後に観た『ウォルト・ディズニーの約束』のなかで、明らかになりました

“メリーポピンズが救いにきたのは子ども達じゃない、父親だ”