まめたろう

ある子供のまめたろうのレビュー・感想・評価

ある子供(2005年製作の映画)
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ある子供とは誰のことなのか。映画内で切り取られている彼の人生の時間ではなく、その前のこれまでの人生を思い考えさせられるような映画でした。

自分で知ろうとしなければ分からないことが「知らなかった」だけで犯罪になる可能性がある。

若いからこその無知や無謀。父親になっても無知のまま。駄目男っぷりに怒りを覚える人も多い作品だけど、俺は怒りは覚えなかった。ただただ純粋に素直に、唯一知らなかったことが罪となった。青く痛みの感じる映画。