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ある子供のbuddのレビュー・感想・評価

ある子供(2005年製作の映画)
4.5
2020年50本目
音楽も一切無く淡々と進む物語は嫌いじゃない。むしろ好き。
若くして父親になった彼は金欲しさに即自分の赤ちゃんを売ったり取り戻したり、ひったくりしたりお金返したりとその時の本能だけで生きてる感じでそこに考えは一切無いように思えた。思考する事を放棄しているのか単に未成熟なまま大人になってしまったのか。そしてあの唐突に終わるラストで見せる静かに爆発する感情。タイトルは彼の事を指してるのかと。
観た時の年齢で感想が変わる映画かもしれんなと思った。
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