ある子供の作品情報・感想・評価

「ある子供」に投稿された感想・評価

Fuzzzzy

Fuzzzzyの感想・評価

3.4
愚行。
本当に大切なものを知らず育った
生活弱者の青年の子供が生まれてからの話。

ケン・ローチのsweet sixteen に
近いものを感じた。
主人公がどうすればいいのかも分からずに
とった行動は、余りにも稚出だったな。
えげつないカスのことを微塵でも共感させてきよるダルデンヌ兄弟の腕力力量にK.O.
嫁はんとのラブラブシーンにはT.K.O
ブルーノというダメ男くんの数日を、ただひたすら追いかける。

さてさて、この放置映画をどう処理すれば良いのだろう。

このダメ男を社会のはみ出し者として切り捨てるのか、それともジミーを第2のブルーノにしないためにはどうすれば良いかと考えるのか。だとしたら何ができるのか。そう問いかけられていると感じた。

ブルーノは盗んだものを売りさばいて日銭を稼ぐ。果ては道行く人に小銭をせびる始末。どうしようもない奴だけど、暴力だけは振るわない。暴言も吐かない。他人を傷つける気はさらさらなく、ただ自分のした事がどんな結果になるのかを想像する力が弱いだけ。

そういう面から言えば、ブルーノは根っからの悪人ではないわけで。これから先、ジミーとともに成長していく姿を期待することもできる。そのためには、ブルーノとソニア2人だけに任せてはいけない。周囲の人々が支えていく必要があるだろう。

私はきっと、 そういう周囲のひとになるためにこの映画を観たんだろう。

そんな風に思いながら、この放置映画を処理してみた。
ザン

ザンの感想・評価

3.4
頼りない男だな。子供を売り飛ばそうとして実行できる行動力があるなら近所の悪ガキ集めて悪さするよりちゃんと働け。
ねね

ねねの感想・評価

3.5
日銭暮らしにも程がある。
一貫してブリュノが薄情すぎる。
無邪気で素直で愛がない。
登場人物の背景が描かれてなくて少し淡白な感じ。突然の終わるから拍子抜けした。
えな

えなの感想・評価

4.0
イゴール少年よ、こんなクズ男に成り果ててたか。
ばかなの?ばかなんだろう、「ある子供」って赤子のことじゃなくて、父親のことだったのかな…みんなばかばかばかばかばか。
Ramy

Ramyの感想・評価

3.6
とりあえず、14歳の母でビビってる日本人には縁のない話だわ
zak

zakの感想・評価

3.6
ダルデンヌ監督がカンヌ国際映画祭で2度目のパルム・ドールに輝いた今作。
個人的にはいつも以上にダルデンヌ監督らしさを感じる作品でした。

人物を追いかけたドキュメンタリータッチの作風は相変わらずなのですが、今作ではエンドロールまでBGMを一切排除し、セリフ以外は全くの無音で、徹底的にリアリティを追求しています。

そして毎度のことながら、社会の底辺でもがき苦しむ人達、影の部分にスポットを当てた視点は健在。

今作の主人公20歳の青年ブリュノは盗品を売りさばいて生活するなかなかのクズ野郎。
そんな彼と18歳の恋人ソニアの間に子供が産まれ、ブリュノはトンデモナイ行動に出る…という話。

無知で子供な2人が赤ん坊を育てるという危なっかしさ。はしゃぐ2人の姿がイタイ。

基本的には劇的な展開もなく、淡々と(クズ野郎の生活を追って)進んでいくので確実に好みが分かれる作品。(全てのダルデンヌ監督作品に通じるところですが)
個人的には淡々としたのは嫌いじゃないので、最後まで見入ってしまいました。

本当の愛も命の重さも知らなかったブリュノ。
ラストシーンは僅かな救い。
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