このレビューはネタバレを含みます
個人的に、かなりジレンマな作品。
先に公開版を観てれば星5つだったと思うが、先に完全版を観てしまったのが敗因。
サルヴァトーレの大人になってからの再会のドラマは、完全に蛇足だと感じたし、アルフレードの「大きなお世話」は「父親の心境」になっていた事を考えても、彼らしくない「大失敗」だったと思う。
そういった想いがあった為か、全体的にもトトの思い出が「記憶」ではなく「戯画」になってしまっている事に違和感を覚えてしまった。
偽物の「郷愁」では感動出来なかったのよ。
が、その後に観た公開版では完全版での個人的に余計と感じた要素が無く、素晴らしい作品に仕上がってると思った。
なので、公開版５つ星、完全版２つ星、を均して、
両方共３つ星という事で。
