このレビューはネタバレを含みます
父親の思い出の映画と聞いて視聴
少年トトが仮病を使ってそれを知っていながらアルフレードが自転車に乗せて家まで送るシーンがとても可愛かった、トトがアルフレードの帽子をかぶってぶかぶかなのも良かった
たくさんの映画が少しずつ流れるのでそこを見るのもまた楽しい、ブリジット・バルドー主演の素直な悪女を流している時の観客の反応が笑えた
トトとエレナがうまくいってほしい気持ちが大きかった、映画監督になれたのもずっとエレナを思い続けたのもそのおかげなのだけども、ボッチャと結婚しちゃうなんて…さらにすれ違いもアルフレードのせいだったなんて…それだけトトに成功してほしい、自分のような人生を歩んで欲しくないと強く思ってたんだろうな
若い頃のエレナ同様に娘さんも美しかったし、中年期のエレナがブリジット・フォッセーだったのは嬉しかった
王女と兵士の話と最後のアルフレードが切り取ったキスシーンだけを集めた映像がすごく印象に残っている
「自分のすることを愛せ。子供の頃、映写室を愛したように。」
「もうお前とは話したくない。お前のうわさが聞きたい。」
たくさんの名言、この時期に聞くからこそさらに響くものがあった、新しい挑戦をする時に見てほしい映画