めちゃくちゃ面白かった!
劇中で過剰に描かれる(20年前の)最新通信機器による個人の追跡はプライバシーという概念なんてこの世に存在しないとでも言わんばかり。
アメリカのエネミーを監視するための仕組みが一般市民のエネミーになり得る恐怖というメッセージを受け取った。
20年も前の作品だけど、今秘密裏に同じようなことが行われていても全く驚かない(というか行われているのか)。
そんな監視社会が嫌なら一人山奥に籠るしかない。
劇中のセリフ、
「行き過ぎた監視を監視することが必要」
「監視を監視するのを監視するのは誰?」
は痛烈だ。
ウィル・スミス出演作って今まで無意識のうちに避けていた気がするけどこれを機に色々観てみよう。