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エネミー・オブ・アメリカのRのレビュー・感想・評価

エネミー・オブ・アメリカ(1998年製作の映画)
4.7
おおおお!!! おもしろい!!! 映画見ながらこんなにハラハラドキドキしたの久しぶりかも! テロ防止のため通信等を監視するぞとの法案に、プライバシーの侵害やろと反対していた議員を、法案可決を狙うNSAの行政官レイノルズが暗殺。その一部始終を、たまたまビデオに収めてしまった若者がレイノルズ一派に命を狙われ、追いかけっこ開始! 逃亡の途中でたまたま出くわした弁護士の友人の紙袋にそのビデオを滑り込ませ、今度は弁護士のディーンが何のことやらさっぱりわからんまま追っかけられる! 知らぬ間に自宅も自分自身も盗聴器やらGPSやらまみれになったディーンが、混乱しながら逃げる!逃げる!逃げる! すさまじいスピード感とハイテンションで展開する怒濤のチェイス! あらゆる位置特定方法を駆使して追っかけてくるNSA! 今でこそこんくらい、またはこれ以上のことが余裕でできちゃうような時代になって劇中起こってることふつーにリアルに見えるけど、公開が98年ってことは当時は近未来SFアクションに近かったことだったろう。こんなのありえねーって思った人もいたんじゃないだろうか。何たることよ! ありえた! ひたすらチェイサーから逃げまくるすっとぼけたディーンを演じるのがウィルスミス! コイツがもーイケメンで間抜けで身体能力高くて超絶ラブリー! なんやけど、こっちが死ぬほどハラハラしてるのにすっぽーん抜けてるからだんだんイラッとしてくる! 公衆電話のシーンとかキィィーーーって叫んだわ! ウィルスミスやからギリギリ許せるんやで! で、彼が接近するのがブリルという謎の男。コイツを演じるのがジーンハックマン! ジイさんなのに渋い!カッコいい! しかも盗聴の技術高すぎ…って、おい! ボクの愛する映画カンバセーション…盗聴…の設定とおんなじやんか! ソックリな公園のシーンも出てきて、おおおお!!!ってなった!!! 大興奮! ある意味カンバーセーションの続編みたいなストーリーになってる!!! 知らなかった!嬉しい! 本作を見ようと思ってる人は、是非、カンバーセーションを見とくことをオススメしたい。楽しみが増えるよ! いままで追っかけっこアクションな面を大変に強調しましたが、頭脳戦的な面もあるし、ユーモアも効きまくってるし、ロマンスもロマンもあるし、見てるボクは頭も心もフルスロットル! しかも脇役たち含め俳優みなすごく魅力的。ボクの好きなベリーペッパー、ローレンディーン、ジャックブラック、ガブリエルバーン、フィリップベイカーホールなどなど豪華絢爛! 音楽もかっこいいし、編集も鬼のかっこ
よさ! てかオープニングクレジットのクールさだけでオシッコ漏れそうやった! 全編ハラハラしすぎて疲れて途中ちょっと休憩入れてもーたやん! めちゃめちゃ楽しかった! 面白かった! ウィルスミス最高! ハックマン最高! スコット最高!!! ひとつ追加注文するとしたらウィルスミスは脱ぐべきです。また見たい!!!
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