日本語タイトルが平仮名なのが良い。これだけで作品の説明になっている、実はかなりスマートな邦題。
原題は「carnage」
単語としては殺戮とか虐殺の意味だそうですが、この映画で人死は出ませんので、意味合いとしては「a scene of carnage」=修羅場でしょうか。
登場人物4人だけの室内劇で、ポランスキー監督によるコメディ映画。四者四様の演技はどこを見ても、何度見ても笑えるし、巧さに引き込まれます。小難しいことは抜きに、老若男女、どの層が見ても楽しめる良作。
尺も80分くらいでとても短いので、個人的には疲れた時に無性に見たくなるサプリ的映画。