ダンクシー

アンタッチャブルのダンクシーのレビュー・感想・評価

アンタッチャブル(1987年製作の映画)
3.8
「試合は最後まで戦う事だ」

昔の映画なので古典的手法がしっかり詰まってて面白かった。色んな手法でドキドキさせてて凄くいい意味で世代じゃないけどなんか懐かしさを感じた。基礎中の基礎というか、魅せ方がイライラする(手に汗握る)手法ね!王道の展開の連続で盛り上げ方とかも上手いなぁって。

1930年、禁酒法が制定されたシカゴでは密造酒や闇酒場が巨大な市場となっておりそれに伴ってギャング達の勢力争いも激化していた。そんな中、財務省から役人のエリオット・ネスが派遣され、警官であるジムやジョージらと共にアル・カポネを捕まえるため奮闘する。

ロバート・デ・ニーロがさすがだったな〜!なんかアル・カポネが大和田常務みたいだった笑 まぁこっちが断然先だけども。

誇りを持って仕事をする男たちってカッコイイね。信念を貫いて正義を全うする。警官じゃなければ死ななかった命なんて現実でも山のようにある。命懸けで戦う人たちには敬礼しかない。感謝しなきゃね。

ユニオン駅の階段での銃撃戦は劇中ベストバウト!母乳車を用いた緊張感溢れる演出はお見事。映画史の中でも名シーンと言えるでしょう。まあ欲を言うならアル・カポネともそれなりに戦って欲しかったかなー。よくよく考えたらアル・カポネはラスボスってだけで何もしてなかったし、もっと冷酷で恐ろしい男ってのを分からせた方が良かったと思う。


何度追い込まれても諦めないアンタッチャブルをぶち壊そうとする男4人をとくと見よ!
やられたらやり返す!倍返しではないけどね!
ダンクシー

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