totoruru

アンタッチャブルのtotoruruのレビュー・感想・評価

アンタッチャブル(1987年製作の映画)
5.0
カッコイイ。

とにかくアンタッチャブルの面々がカッコ良すぎる。

正義感に溢れるエリオット・ネスを筆頭に、重厚で頼りになるジム・マローン、射撃のスペシャリストのジョージ・ストーン、インテリだが秘めたる闘志を持つオスカー・ウォレス。

なんなんだよ、お前らカッコ良すぎるよ…

ロバート・デ・ニーロのカポネも流石。
そして、クールな刺客のフランク・ニッティも敵ながら怖カッコイイ。

名シーンも沢山あります。

床屋でのひげ剃り、ネスとマーロンの出会い、食事会でのカポネ、国境での密造酒押収のため銃を手にするウォレス、マーロンの引き際など。
挙げたらきりがないほどである。

そして、言わずもがな

階段シーンである。

このシーンには、公開当時は15歳の小僧であったが、余りのカッコ良さに震えたことは今でも忘れない。

大人になって改めて観ても、その凄さは変わらなかった。
いや、むしろ何倍も衝撃的だ。 

カメラワーク、スローモーション、それぞれの物音、そして決めポーズからのネスとストーンのセリフ。

『戦艦ポチョムキン』のオマージュとして有名だが、『アンタッチャブル』も間違いなく映画史に残る名シーンを残したのは間違いない。

でも…

一番好きなのは、レストランでの集合写真かな。
皆良い顔してるんだ…。

あの写真を見ただけで泣けてくるよ。
totoruru

totoruru