かずシネマ

アンタッチャブルのかずシネマのレビュー・感想・評価

アンタッチャブル(1987年製作の映画)
3.5
放送があったので録画して久しぶりに観たが、かなりカットされてた様だ。
吹替版。(いくつかある吹替のうち、ケビン・コスナー=津嘉山正種版)

OPの遠ざかっていくタイトルと音楽がこちらの気分を盛上げてくれる。
少々80年代っぽさに染まっている曲もあったが、やっぱりモリコーネの音楽はええね。
この作品のメインテーマ曲もとても好きだ。
アルマーニ監修の衣装も素敵で出演者も豪華。

とても分かりやすい内容。
登場人物の視点そのままのカメラワークは流石。
騎乗での銃撃戦シーンは緊張感に欠けコメディ要素まで入れられていたが、それはその後のシーンの緊張感を高め、より悲壮なものにする為の演出だと思った。
また、印象的な乳母車のシーンは赤ちゃんがすげーイイ顔で笑ってるのがツボ。
「君、今君の周りは色々とヤバい事になってるんやで…」という気持ちと、お母さんがあやした時は泣いてたのにwという気持ちとで、何とも複雑な感覚になるw

ショーン・コネリーが格好良かった。
アンディ・ガルシアはいい按配の若造ながら、先の乳母車のシーンでそれを足で止めた上で銃を渡すところが「物事の全体がちゃんと見えている人」という感じがして好きだった。
このデニーロは顔芸ってより動き芸って感じ。(?)
髪の毛は抜いたのではなく剃ったという事で安心したw
他の出演作との兼ね合いで身体を太らせる事はできなかったが顔だけは太らせた…という事だが、それ逆に難しくね?どうやったんだろうか…。
オープニングで磨かれていただけあって、爪がピカピカでめっちゃ綺麗だったw
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