隆太

アンタッチャブルの隆太のレビュー・感想・評価

アンタッチャブル(1987年製作の映画)
3.7
舞台は禁酒法が発令された1930年のシカゴ!
酒を禁止した法律には、裏ビジネス拡大のチャンスがあり、それを利用するギャング達!
現在も覚醒剤などの密輸で儲けている人達はいるけど、本作品の時代と現在で明らかに異なる点は、当時の人達は思想がとにかく真っ赤!
そんな真っ赤な思想のギャング達を逮捕するため、財務省の捜査官チーム「アンタッチャブル」が結成されたが、捜査官チームも真っ赤!
真っ赤同士の死闘が繰り広げられる!!

下記、ネタバレ含む感想です!









カポネを脱税の容疑で逮捕するまでに、沢山の人の血が流れすぎるのが、見てて辛かった。。
家族も危険に晒されそうになるし、仲間は殺されるし、周りの人間が危害があっているのに、カポネをそこまで捕まえたいのかと率直な気持ちはある。。
ただアンタッチャブルは、自分達の命を賭けたとしても、街を救おうとしていた!
マーロンは血まみれの状態でほぼ瀕死状態の時でも、カポネを逮捕することを考えていた!
街をパトロールし続けた10年間の職務経験よりも、自分に合った大事な生き方だったんだろう!
人生をゆっくり平穏に生きることも素晴らしいことだと思うが、必死にもがき、そして散っていたマーロンの姿はかっこよかった!
隆太

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