きんゐかうし卿

ひとごろしのきんゐかうし卿のネタバレレビュー・内容・結末

ひとごろし(1976年製作の映画)
2.5

このレビューはネタバレを含みます

 

自宅(CS放送)にて鑑賞。35年前の'76年公開、山本周五郎原作。タイトルとは裏腹にコメディ・タッチな一種のロード・ムービー。風景がビビッドで美しく収められており、何度か登場する明るい昼間の雨シーンもよく撮れている。主演“双子六兵衛”役でコミカルな松田優作が観れる。当時プライベートで中村雅俊と争奪戦を繰り広げた五十嵐淳子が“かね”で出演。“およう”の高橋洋子、初々しく瑞々しい演技。“仁藤昂軒”役の青年期の丹波哲郎はアグレッシブな上、堂々として存在感が有り、晩年の印象とは随分違う。50/100点。

・鑑賞日:2011年9月2日
★☆ 某サイトより転載 ☆★