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恐怖の報酬のaiのレビュー・感想・評価

恐怖の報酬(1953年製作の映画)
3.8
ぜひ観るべし。

ただトラックを運転しているだけの映画。しかし積み荷は一滴でもこぼれたら大惨事のニトログリセリン。これでもかという悪路が続き、無駄に長いと思われる2時間の緊張感がハンパない。

様々な言語が飛び交う荒廃した町のカオス感が、暑苦しい南米と、高額報酬と引き換えの命(恐怖感)、全体の男臭い映画の前菜となっている。
メインは、CGじゃなくともこれだけの緊張感、緊迫感を出せた運搬シーン。
デザートは、フランス映画ならではの救いようのないラスト。

映画のお手本といえるフルコース作品だった。
余談だが、マリオブラザーズの元になっているのはホントなのだろうか!?
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