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恐怖の報酬のactionbyrevengeのレビュー・感想・評価

恐怖の報酬(1953年製作の映画)
4.2
ツタヤにて何気なく横置きされていた簡素で貧乏ったらしいジャケ(フィルマークスの画像とは違う)の殴られているような強烈な写真と「ニトログリセリンを運ぶだけの映画なのに物凄く面白い!!」とポップ貼りされたケースを見てずっと気になっていたがやっと見れた。

今まで映画を見てきて50年代や60年代の白黒映画で有名な作品はクラシックとされながらも様々な人に模範されるぐらいのアナログかつ、現代では資金や労力などで却下されそうなロケを遂行して可能とする事柄があったと思う。
それこそ民衆が映画を娯楽の大部分を占めるぐらいのものだったからに違いないが、
その画質と映像の悪さや、今となっては模範されすぎた上に洗礼という言葉には程遠くなり驚かない描写、あとはノイズ混じりで立体的でないモノラルな音質を含め、眠くなる要素満載で、
それは単に白黒だから、という理由ではない事は、個人的に人生のベスト10内に白黒映画が二本も入ってることから明らかだと思っています。

昨今でも「クラシックの映画を見ないと全てを語る事が出来ない」と思って躍起になって見ている感があるが、鑑賞途中で断念する事が多々あるぐらいに現代的な感覚だと内容が厳しいと感じています。

そして、
今回のこの映画も最初の30分ぐらいまで眠くなる印象しかなかったし、節々の面白いカット割りや展開には高評価なものの、正直1時間過ぎには眠さに耐えきれずにやっぱり寝てしまいました。

が、
しかし!!
後半の1時間半を過ぎたあたりからの面白さはどうだ!!!!

今まで見てきた映画の中でもトップで後半面白くなる映画!!
例えば前半がフィルマークスの点数で3点ほどだったら完全に後半は5点満点。
そして白黒映画には珍しいラストの余韻の描き方とシリアスサスペンス系でも大どんでん返しからの強烈なオチには久々の大爆笑!!!
あれー?このオチどっかで見たことあんなー。
なんだっけ?
「ミニミニ大作戦」か!!

それでもあまりの画質の悪さが前半ないし中盤を退屈にさせてる理由の大半だと考えて、是非ともリメイク並びにリマスターを希望したが、すでにリメイクもされている様なので是非見たいと思います。
あとスピードの元ネタらしいですね。見たことないけど。。

点数は間をとってこの点数。