恐怖の報酬の作品情報・感想・評価 - 5ページ目

「恐怖の報酬」に投稿された感想・評価

yoeco

yoecoの感想・評価

3.2
リンダは監督の妻なのか、、。後年、ブリジットバルドーと監督の不貞を疑い不安定になり自殺(恐らく)したらしい。

妙にオトコくさくて、女性なんて必要とされてないマッチョな世界なのに、ニトロが爆発しないよう、スピードあまり出さず運転はソーッとしなきゃいけないへんなバランス面白い。

冒頭で「パリの何区に住んでた?」っていうやりとりをして、はるかベネズエラの小さな街で意気投合するジョーとマリオ。
ジョーは20区。マリオが持ってるのは18区ピガール駅の切符。どちらも移民が多く住む、郊外とパリの境目。特にピガールはセックスショップやキャバレーがたちならぶ歌舞伎町みたいな歓楽街。ふたりが住むのは絶対に高級住宅街の16区じゃないな。あの通りの角にタバコ屋があったよな、で何かを強く共有するのは、区に色が強くあるパリだから。

そして爆風で飛ぶ巻きタバコの中身。

90
スコアなし。ほとんどアクションシーンで最後まで見るのがつらかった。好きな人は好き。アルマゲドンのトラックバージョン。主役のイブモンタンがデカくてびっくりした。映画館のでかいスクリーンと音で見れば楽しめるかも、
世界中からの食い詰めた者がひしめくベネズエラのとある町。そこへフランス人のジョーがやって来る。同じフランス人のマリオはジョーの親分肌に早速惚れて意気投合する。
やがて、油田地帯で大きな火災が発生し、石油会社から消火に必要なニトログリセリンを運搬するための運転手募集の知らせが届く。

報酬は高額だったが、しかし、それは安全装置のないトラックによる悪路の運転で、命の保証が全くない“恐怖の報酬”だった。

監督はフランス映画界のサスペンスの巨匠アンリ=ジョルジュ・クルーゾー。ニトログリセリン運搬中の手に汗握るようなハラハラ感はさすがといったところ。また、それまでのジョーとマリオの上下関係が、徐々に逆転していくストーリーも面白い。

ただし、巷間言われるように、肝心の恐怖のドライブが始まるのに一時間近くあるのはやはり問題だと思う。

ただ最近観直してみたら、シャルル・ヴァネルとフォルコ・ルリの酒場の喧嘩シーンなどメリハリが効いていて、それほど苦に感じなかった。

それにしても、あの燃え上がる油田火災はわざわざ撮影のために火をつけたのかね。
マサ

マサの感想・評価

3.0
入るのは簡単だが出るのは難しいとある街。そこに街から出るには十分すぎるほどの報酬2000ドルの仕事が舞い込む!しかしその仕事は死と隣り合わせの仕事だった!やってることは単純なんだけど、ハラハラしながら飽きずに見れる!ただジョーは最後調子に乗りすぎだ!
LeSoreiyu

LeSoreiyuの感想・評価

4.0
ノーブラのパイチラやオッパイもろ出しと子供のチンチンが出て、マリオとルイージが冒険する話、だが、
モノクロで淡々と話が進み派手なアクションも無い。
地味ではあるがハラハラするアクシデント、唐突に起きた仲間の事故、リアルな仲間の力尽きる姿。

早送りで飛ばす気にはまったくならず、食い入るように見入ってしまった。
はしゃぎすぎたマリオと帰りを嬉々として待つ女性のラストは余韻を引きずり、もの哀しいものがある。
てぃだ

てぃだの感想・評価

3.3
その昔一時期だけネットで話題になった『午前0時の映画祭』で見た。沼?のあたりの場面がとても怖い。じりじりくる。またやってほしいなこの手のネットだけでやるクラシック映画祭
ask

askの感想・評価

4.8
あぁ...もう...
最初のゴキブリシーンから最後の「FIN」まで。胸の谷間から燃え盛る炎まで。そのどれをも見逃すまいと少々前のめりになって観た。それは勿体無いわけでも、見逃すと話が理解できなくなるからでもない。そうでもしないとこの映画を観たことにならないと勝手に僕が思ったからである。
as

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3.6
その揺れは大丈夫なん?って思うところがたくさんあった マリオとルイージの元ネタという説
良い。

というかこれ、140分もあったのか。
面白すぎるので全く長いと思わなかった。
やはり「トラックが走り続けている」という事実そのものを映画にしているのが良いな。
ベチィ

ベチィの感想・評価

3.4
大量のニトログリセリンを荷台に積んで悪路を延々運転する主人公に、同乗する相棒が言う。
「2000ドルは運転の報酬だけではない、恐怖に対する報酬でもあるのだ」と。
それはまさにその通りで、後半の主人公は年老いて恐怖におののく相棒を罵倒し続け、「お荷物だ」と悪態をつくが、もし一人であれば到底この任務を全う出来る筈はなく、早々に逃げ出していたことだろう。
そういう極限状態の中で左右される人間の心理が、巧みな演出の中に盛り込まれた映画だったと思う。


有名な映画なので、タイトルはもちろん「ニトログリセリンを運ぶ」という大体のプロットも認知していた。
そのことも影響したのか、主人公たちが置かれている環境と人間関係をつぶさに描いた導入部分は、少々冗長に感じてしまい、「いつニトロが出てくるんだ?」と間延びしてしまった印象は否めない。
序盤の人間模様が不要だとは思わないが、このストーリーで約150分の尺はやはり長過ぎると思えた。
″オチ″をああするのであれば、もっとシンプルな構成にした方が、「恐怖」とそれに伴う人間の心理が際立ち、映画としての娯楽性が高まったのではないかと思う。

ただ、繰り返しに成るが、中盤以降の演出は極めて巧みだ。
度重なるハプニングがバランスよく配置され、ニトログリセリンを運搬するトラックを二台描き出すことにより、どちらがいつ危機を迎えるのかという緊張感が効果的に持続された。

決して主人公のみをヒーロー的に描き出すのではなく、運搬にあたる4人それぞれの人間性をしっかりと描き、彼らが陥っている生活環境と、非人道的ですらある危険任務に自ら身を捧げざるを得なかった状況が、ドラマの中にきちんと盛り込まれていた。


最大の危険を乗り越え、一服しようとした瞬間、フッと巻き煙草が飛び散る。的を得た非常に良い演出だったと思う。
大ラスの言葉の通りの″オチ″については賛否が分かれるところだろう。
実際、思わず呆気にとられてしまった。
しかし、この作品がフランス映画あることを思い出すと、ある意味「真っ当」な顛末のようにも思えた。