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時代屋の女房のcinemaiquotのレビュー・感想・評価

時代屋の女房(1983年製作の映画)
2.9
日本映画専門チャンネルで夏目雅子の出演作品をピックアップしているので録画して観た。

夏目雅子でなかったら果たして観たかわからないし、夏目雅子でなかったら観ても楽しめたのか疑問には思った。
序盤からいったいどうしてそうなるという展開だし、ラストに至るまでいったい何がなんだか。あまり集中して観ていなかったせいもあるけれど。

「女っていうものは、別れるときに男が少しでも傷ついていたら万々歳なのよ」という名台詞めいたものがあったが、今更メモするような年でも立場でもない。

「いったいどうして」も「なぜ」もなんだか納得させてしまう夏目雅子の存在がすごい。
変装して現れたまゆみ(夏目)に他の登場人物が一切気が付かない(観客には明らかにまゆみだとわかる)あたりが映画だからこそ(舞台でもそうだろうが)だなと思わされて面白かった。
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