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ニンゲン合格のtaのネタバレレビュー・内容・結末

ニンゲン合格(1999年製作の映画)
4.6

このレビューはネタバレを含みます

最後、『ケーブル・ホーグのバラード』じゃん…となって泣きそうになった。考えてみると、誰もいない場所(ここでは藤森がいるが家族はバラバラ)に何か(ここでは牧場)を建設し交流が生まれていくが、最後にはそれが崩れて再び離散するという筋書きは、たしかにとても似ている。

ホラー要素こそ無いけど、北海道に行く前の父親の映し方やニュースが入ってきた後の雰囲気は流石にホラーが得意な人だなと思った。あと、漫画を盗んだあとの飛び降りのシーンは後に『回路』で反復されているんだと思うけど、どちらもめっちゃ強く印象に残るな…
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