外は雨

ニンゲン合格の外は雨のレビュー・感想・評価

ニンゲン合格(1999年製作の映画)
4.3
黒沢清監督。10年間の昏睡から覚めた少年だった男。家族はもういない。産廃の廃棄場所になっていたわが家。帰ってきたポニーというか馬。現れた父は顔もほとんどよく見えず影と同化している。過去を戻しそしてまた壊す。「俺、存在した?」我が家は再び空地になって黒い点はバラバラに。

「君の家族なんだしね」って言われた時の車のゴォっと通り過ぎる音。大杉漣のチェーンソーが怖い。
外は雨

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