ニンゲン合格に投稿された感想・評価 - 16ページ目

『ニンゲン合格』に投稿された感想・評価

村田

村田の感想・評価

4.0
🎞十年間昏睡してた青年が存在を取り戻す
👍物体が人物に作用するピタゴラスイッチ
👎劇中歌が絶妙な下手さで聞いてられない
Sara

Saraの感想・評価

3.5
何かを作り出しても、一夜にして消してしまえる、どれだけ身近な人も、不意に居なくなる、10年分の思い出がなくたって生きていける、生きた証って何だろうね。

今まで黒沢監督って日本独特の粘着質でジメッとしたホラーばかり撮る人なのかなと思ってたけど、その概念変わりました。

パッパっと軽快にカットが切り替わる時は、思わずフフッと笑ってしまう黒沢監督独特の笑…

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けいと

けいとの感想・評価

3.7
雲行き怪しくなって、でもやっぱ大丈夫で、って思ったらやっぱ壊れるみたいな。複雑。
刺さるシーンはあったと思うけど、個人的には結構むずい

黒沢清監督が5年間13本のVシネマを卒業した後の一本目。劇場映画としては「CURE」(1997)の次となる作品。脚本も監督自身。

14歳で交通事故にあい十年間の昏睡から意識を取り戻した豊(西島秀俊…

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あひる

あひるの感想・評価

3.8

人間は「社会」という枠組みが存在しないと、まあ存在してもそうかもしれないけど、極めて不合理な行動を取る。勝手に愛し/勝手に憎む。しかしながらそこにこそ"人間の営み"が宿っているのだろう。人が生まれた…

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豊は本当は目覚めてなんかなくて、全て豊が昏睡状態の中で見ている夢なんだと思うとしっくりくる。おおよそみつ筋立っていないストーリー。そもそもストーリーと呼べるものも無い。
それにしても暗い場所での父親…

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Mariko

Marikoの感想・評価

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よく知らずになんとなく観たら、中身は14歳の青年24歳という物凄く複雑なキャラクターの、ふわふわゆらゆらとした存在を西島秀俊(当時おそらく28歳)が見事に体現してた。あらゆる立ち居振る舞いに、その失…

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集まったかと思えば散り散りになって、また何事もなく集まったかと思えば結局散り散りになって、その繰り返し繰り返しが人間関係であると黒沢清は諦観する。ドライでコミカルな人間ドラマとして大変おもしろかった。
カメラワークすっげ。
シュールな感じが、北野武に通づる物があって良かった。

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