キャッチコピーは、
「惹かれあう孤独な魂たち この世の果ての恋物語」
期待しすぎたのかぐっとくるものがなかった。
良くも悪くもなくいつもの岩井俊二作品。
映像は安定の美しさ、青に緑に無機質さに温もり、そして音楽、ピアノ、バレエ。
海外で外国人俳優でここまで岩井俊二ワールドになるとは思わなかった。
国や生活環境が違えど人間思うところは同じなのだろうか。
パッと文章にし難い。
岩井俊二作品はいつもそうだけれど今まで以上に。 「生きる」=「役割」ということなのか、
=「求められる」ことが救いなのか。
血を抜く画が儀式のようだ。神聖。
サイモンはなぜ「ヴァンパイア」になったのだろうか。