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バニシングIN60”のsonozyのレビュー・感想・評価

バニシングIN60”(1974年製作の映画)
3.8
『ワンハリ』に登場した作品を見てみるシリーズ。
H・B・ハリッキーが製作、監督、脚本、主演、スタント。
原題: Gone in 60 Seconds(60秒で消えた=60秒あればその車は盗まれている)

主人公のペース(H・B・ハリッキー)は、表の顔は交通事故等の保険会社の嘱託調査員だが、依頼を受けて高級名車を窃盗するチームのボスが本業。

ある日、南米の麻薬王から指定の48台の車を5日内に揃えるという依頼を受ける。
メンバーは主に鍵をつけたままドライバーが離れた車をまさに60秒以内でサクサク盗みまくり、女性の相性を付けた名車48台が揃う直前、1973年型の黄色いフォードマスタング「エレノア」1台だけ無保険車だったため、改めて別の同型車を盗むが...

公開当時のキャッチコピーは“ぶっ壊した車93台”だそうで、ここから約40分という映画史上最長のカーチェイスシーンでクラッシュしまくります。

大量のパトカー、バリケード、ヘリ...で追う警察と、逃げるマスタング。
車通れるすき間あるバリケード、どんどん自滅するパトカー..笑; で、何故かロングビーチからカーソンまでのカリフォルニアの6都市を40分間逃げ切れちゃうというB級テイストの楽しさ。

大部分の通行人は映画撮影を知らされていない一般人だそうで、ニュース番組が彼らに取材するシーンが挿入されるのもB級テイストを増幅してました。笑
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