おはる

ゾンビアスのおはるのレビュー・感想・評価

ゾンビアス(2011年製作の映画)
3.8
「もはやオナラがあたしのエンジンよ!」
寄生虫を探しにきた男女グループの内、巨大サナダムシを口にした一人が強烈な便意に襲われた。便所に駆け込むとそこには汚物塗れのゾンビがいて…というお話。

ラストの「お前なんかウンコ以下だー!」ってセリフに色々とツッコミまずにはいられない文字通りのクソ映画。

ゲロ、オナラ、便汁、ウンコ、血しぶき、目玉ポーン、頭破裂、ムカデ人間、百合、触手プレイ、ア○ル○ァック、片乳セーラー服…。本作にて体験できるのは、そうした汚物とグロとエロが混ざり合ったカオティックな世界。加えて、人前でオナラもできなかった少女がオナラを武器にして戦うまでに逞しくなるという成長譚の要素まで入ってくるのだからいよいよ訳がわからない!
あと古今ゾンビ映画は腐るほどあれどケツ向けて襲ってくるゾンビが観れるのはきっと本作だけ。その意味で大変貴重な作品であることは間違いないでしょう。


これまでの人生において幸か不幸か、実生活あるいは創作物でさえ女の子のオナラの音というものをほぼ聞いたことはなかったのだけれど、本作で一生分のバリエーション豊かなそれを堪能させていただきました。本当にありがとうございました。
おはる

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