Lily

スタア誕生のLilyのレビュー・感想・評価

スタア誕生(1954年製作の映画)
4.0
ハリウッド映画らしいエンディングでした。そして、ジュディ本人と重ねて観てしまった。この前公開された、#ジュディ虹の彼方に を観たからか、ジュディ演じるエスターが、お酒に溺れてしまったハリウッドスター、ノーマンを心を込めて看病する姿が、現実には真逆に起こっていて、ハリウッドの世界の闇を感じ、そして切なくなった。

3時間で長い映画だけれど、あっという間に見終わる素敵な作品。題名の通りエスターが、スターへと駆け上っていく様子は、観ていてスッキリするし、彼女の歌声がどんどんたくさんの人に届いていくのが映画の中で感じられて幸せな気持ちになった。歌う一つ一つの音楽が最高。

たっくさん賞を取っているのも、理解できるほどすごくうまく心情も、世界観も、表していた作品だった。
観ている間、嬉しくなったり、寂しく、悲しくなったり、驚いたり、いろんな感情になった。
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