大晦日って日本では、どちらかと言えば厳かに過ごす日だよね。ゆく年に感謝し区切りをつけて、元日から新しい年が始まる。
でもアメリカでは、12月31日は新年への助走、ずっとカウントダウンしっぱなしなイメージ。だからこそのあのお祭り騒ぎだし、その日を映画にするとこんなに楽しくてゴージャスになるのね。
あちこちで起きるトラブル、新年への期待やワクワク感、ストーリーもほどよく絡み合ってて最後まで引き込まれる。
それになんと言ってもキャストが豪華〜。タイムズスクエア、パーティー会場、病院、オフィス、アパート、場面が切り替わるたびに次々とスターが現れて、ずっと華やか煌びやか。
私はミシェルファイファー×ザックエフロンのエピソードが特に好きだなぁ。二人の関係はほぼこの日に始まっていて、しかもこの日だからこその出来事も多くて、作品のテーマに合ってる。「目標を達成する」ってポジティブさも素敵。
それからパーティーでのスピーチにあった、パパからの教えも感動した。「今日、失敗しないとしたら、何をしたい？/それを今しなさい」
エンドロールであんなことされたら『バレンタインデー』も見たくなる。それに今作の次には『マザーズデイ』を撮ってるなんて、ゲイリーマーシャル監督って記念日好きなのか。
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