青二歳

天皇・皇后と日清戦争の青二歳のネタバレレビュー・内容・結末

天皇・皇后と日清戦争(1958年製作の映画)
4.3

このレビューはネタバレを含みます

かなりぶっ飛んでる新東宝やっちゃった映画。アラカン扮する激似明治天皇モノ三部作。
まぁ…日清戦争って山場がない。一番の山場は三国干渉?大まかには史実に即してるんだけど、三部作で最も細かい考証はとことんテキトー。歴史好きにとってはイライラするかもですが、まぁ新東宝ワンマン社長がイケイケどんどんで作ったのでご容赦。
もちろん日清戦争の頃だから日本もイケイケなんだけど、なんせ映画にしやすい山場がないのでとにかく軍歌と浪曲と明治天皇の慈愛あるエピソードで話をつなぐというのが今作の手法(軍歌は映画のBGMとしては優秀だけど浪曲だけは本当不要)。

弟勝新の"兵隊やくざ"さながらに前線を走る若山富三郎には新派劇メイクかよと失笑しつつ、日清戦争の戦績もとどまる所知らずなら、新東宝の目も眩む大予算っぷりにも追いつけません。
明治天皇ほど激動の人生もなかろうな…謙虚なお人柄にはただ感服します。っていうか何度みてもアラカン似すぎ。