コッポラ監督の兄弟愛は本当に泣ける。
それを最後の言葉で全て崩す。
本を書く才能がある兄貴だが、その元となっているのは、昔のある生活のことであった。弟は小さい頃に兄弟、家族と別れてしまい現実を知らない。
兄が残した手紙を頼りに、ふたたび再開するが、そこには手紙をくれた兄ではなく、テトロという違う名を名乗る兄がいた。
その理由とは、弟が兄に対して行動する事で、展開がどんどん変わっていく。兄と弟の関係は?そして、ほんとうにそれは兄なのか?白黒の使い方、カラーの使い方ランブルフィッシュの後みるとさらにうまいなぁと思わされる。