これもツタヤディスキャスで、どうしてリストに入れたか忘れてたんだけど、監督がすごく好きだった『リトル・ジョー』を撮った、ジェシカ・ハウスナーだからだった。ハネケの弟子筋の人。
本作はちょっとあからさまであまり興味をひかれなかった。ルルドの泉の奇跡なんて嘘、稀にプラシーボ効果で立ち上がっても数日後には元に戻る、という、誰も信じてない話を誰も信じてない描写で演出していて、緩慢に感じる。熱烈に信じている人がいれば、たぶん緩急は生まれるだろう。
レア・セドゥはいったい何本映画に出ているんだ?この頃はまだ頬がぷくっとしていて可愛らしい。最後のカラオケを歌うシーンもまだ小娘で可愛い。