「コックと泥棒、その妻と愛人」のピーターグリーナウェイ監督作品。
この作品が示す「ZOO」の意味とは?
もはやタイトルからしてハイセンス。
映像、構図、音楽、全てがハイセンス。
そしてちょっとシュヴァンクマイエル的。。
どこもかしこもVHSしか取り扱ってなくて中々観れなかったのですがようやく観賞出来ました(^^;
白鳥に衝突して命を失った2人の女性とその車を運転していた女性アルバ(事故により片足切断)
事故死した2人の女性それぞれの夫である双子の兄弟とアルバの奇妙な共同生活が始まる。
生物学者でもある双子の兄弟はこの事件をきっかけに「腐敗」の虜になる、、
なんのこっちゃ、、
という感じで普通の感覚の人間から見たら理解し難いものがありますが、生物ドキュメンタリー的なメッセージ性は誰もが感じとれるのではないかと思います。
どちらかというと目や耳で楽しむ作品ではないかと、、
音楽はグリーナウェイ作品ではほとんど使われているというマイケルナイマンが担当。
ていうかこの曲って「コックと泥棒〜」とまんま同じ??じゃなかったでしたっけ。。
この音楽めちゃめちゃ好きです。
不快にさせるはずの腐敗シーンも美しくさえ見えてくる、、笑
とにかくどの場面を切り取っても美しい。完璧な芸術作品ですね。