リッジスカイウォーカー

バンテージ・ポイントのリッジスカイウォーカーのレビュー・感想・評価

バンテージ・ポイント(2008年製作の映画)
3.5
428、街、タイムトラベラーズというサウンドノベルゲームを彷彿させる構成で作られたサスペンスアクション。

それぞれの視点から大統領殺害のテロを切り取っていき、筋書きを紡いでいく手法は面白いです。
428をまたやりたくなります。

スピード感もあって良き。

ただ何度も同じ場面を繰り返すので、ちょっとかったるい。
そこはもう観たから早く先に進んでくれよ、と思う。

この作品の惜しいところは、なぜそのテロを起こしたのか、そのバックグラウンドが何も語られないため、心にはあまり残らないんですよね。

なのでストーリーはペラッペラに薄いです。
ないに等しい。
このシチュエーションと構成を楽しめるか、映画の賛否はそこにかかっています。

3回くらいは観てるんですが、シガニー・ウィーバー出てましたか!ウィテカーも。
ウィテカーはなんで一人旅?してたんやろ?(そこは考えても野暮なんですけどね…)
あとLOSTのマシュー・フォックス!
顔が好みなんですが、あまり作品に恵まれなかったのかな。最近はお見かけしないですね。

大統領殺害テロ物は24のヒットもあってか、いろんな作品がありますよね。
どれもこれも24を超えることはできないですが。

最近はそういう映画も少ないですよね。
もうやりすぎて新鮮味がなくなったのかもしれない。

ちょっといろんなことが起こりすぎてごちゃごちゃしすぎ。