大統領暗殺事件の瞬間を、その場に居合わせた8人それぞれの視点から辿るサスペンスアクション。
大統領のSP、地元の刑事、旅行者、大統領自身、テロリスト等、異なる視点から同じ事件を観る事で、徐々に真実へと辿り着いていく過程がなかなか面白かった。
時間を巻き戻して8人の視点で事件を振り返るため、銃撃→爆破といったシーンを何度も観せられて、その度にドキドキしていたビビり…。
しかし8人それぞれのドラマが、盛り上がってくる一番いいところで切り替わるので、興味が持続して先が気になってしまうという上手い造りになっているなぁと思いました。
多角的に見る事で同じ事件でも意味が変わってくるし、立場の違う8人の人物それぞれにきちんと役割があって終始無駄がない。
爆破のシーンもなかなか迫力があって、ヘッドホンで聴いてたから最初は思わずビックリしたし、ラストのカーチェイスも結構派手なので、アクションにも力入ってるなぁと。
しかし地元刑事は何回も車とぶつかってるのに、身体が強いなぁ…。
