このレビューはネタバレを含みます
正直あらすじだけ知った時点では、はたしてこんなのが本当に面白い映画になるのだろうかと半信半疑でしたが、これがなかなかどうして。
状況だけを考えればとても深刻なのにハワイという大らかな土地柄をフィルターとして通すことで悲劇性だけが際立つことを回避し、一種の喜劇性まで醸し出す絶妙なバランスで
、人生の喜怒哀楽を心にじんわり染み入るように描いています。
アカデミー賞脚色賞受賞はダテじゃないですね。
長女を演じたシェイリーン・ウッドリーの健康的な美貌はハワイの絶景が霞むほどに魅力的でした。