まいたけ

ファミリー・ツリーのまいたけのレビュー・感想・評価

ファミリー・ツリー(2011年製作の映画)
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昔々、ジョージクルーニーと思しき人物を松屋町筋で見たことがある。中央大通りの少し南側にレクサスがあるのだけど、自転車で通りかかったときに店の前にタクシーが止まって人が降りてきたな、と思ったら、ジョージクルーニーその人だった。
その人だった、というか、そう見えたのだけど誰も信じてはくれなくて、ネットで目撃情報を調べたりもしたけど、今ほどSNSも即時的には機能しておらずけっきょく確証は得られず悔しい思いをした。
それ以来、ジョージクルーニーには勝手に親しみを覚えていますよ、という話。

映画は、奥さんが昏睡状態になったことをきっかけに、バラバラだった家族がコミュニケートをはじめる系。まあよくあるタイプのやつ。

劇中のジョージクルーニーは、カウアイ島だかに莫大な土地を持ってるいいとこの人だけど、ちゃんと弁護士として頑張ってたり、わりと質素なホンダの車に乗ってたり自分は好感が持てたんだけど、嫁や娘にはそんなに好かれていなくて、観てるとけっこう辛い。それでもなんだか明るい雰囲気なのはもう絶対ハワイだから! ハワイパワーです。音楽もなんか終始明るいし。ジョージクルーニー、けっこう辛い役回りだけど、本人も最後言いたいことも言いましたのでスッキリしました、てかんじなのかな。関係なく生きていくしかないもんね。

ハワイといえば、先日何気なく観て全然つまらない映画なのになんだか好きになってしまった、榮倉奈々の「私のハワイの歩き方」という映画も、なんで好きになってしまったがわかった。ハワイパワーだな。

以前友人の結婚式に行ったときにも思ったけど、案外自分、ハワイ好きなのかもしれない。
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