うめ

ホーム・アローンのうめのレビュー・感想・評価

ホーム・アローン(1990年製作の映画)
5.0
 毎年この季節になると、必ずどこかの局で放送される『ホーム・アローン』。「また、やんのかよ」と思いつつも、結局観てしまう安定の面白さ。クリス・コロンバスのコメディで一番じゃないだろうか。

 これまでの人生で一体、何回観ただろうか(笑)幼い頃はコメディ作品ばかり観ていたのだが、この年齢になっても観ている作品は数少ない。今作はそんな数少ない作品の一つ。おそらく8歳の男の子が一人で2人組の泥棒を撃退するという簡単なストーリーにも拘らず、観る度に新しい発見があるからだと思う。

 今回は演出に注目して観てみた。そうするとわかるのが、クリス・コロンバスが「子どもの目線」に立って終始演出しているという点である。クリス・コロンバスと言えば、『ミセス・ダウト』(この作品も好きなのでもう一回観たいなぁ)や『ハリー・ポッター』初期の2作品、『ナイト・ミュージアム』シリーズなど、家族で観られるコメディを多く手掛けていることを考えると、納得がいく演出だ。今作で言うと、ケビンがソリに乗るシーンや驚いて叫ぶシーンなどが挙げられる。また全体にテンポが良いのも観やすくていい。

 そこに合わさるジョン・ウィリアムズの華やかな音楽もいい。結構豪華で、どんどん耳に入ってくるのだけれど、映像を邪魔しないのが素晴らしい。あ、『ハリー・ポッター』の音楽もジョン・ウィリアムズなんですよね。

 この時期に観て間違いない作品。幼き頃のマコーレー・カルキンの表情にきゅんとして、泥棒退治の仕掛けにどきどきわくわくして、家族とのつながりに涙する…いやぁ、確実に名作。