タカ

ホーム・アローンのタカのレビュー・感想・評価

ホーム・アローン(1990年製作の映画)
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「If you come back,I'll never be a pain in the butt again」

朝から仕事に勤しみ、きっちり定時に帰る
何気ない日常
それでも今日の夜は特別
イルミネーションは夕闇をバックにピカピカと虹を作り
街並みに行き交う人々の足取りはダンスを踊るように軽い
そう、今日はクリスマスイブ
キリストの降誕を祝う前夜祭
お祭り騒ぎの中で、ひとりぼっち家路に着く私はまさに"ホームアローン"
"ホームアローン"には『ホームアローン』
一人だからワクワク楽しくて
一人だからメソメソ寂しい
今日の聖夜は懐かしく楽しくちょっぴり切ない

圧倒的クリスマス‼️
一年の今日この日、この日こそ『ホームアローン』日和‼️
この日に地上波放送してくれる金ローよ、どうもどうもありがとう🙇‍♂️
フジテレビ版の吹き替えをチョイスする日テレの英断に心は弾みっぱなし
字幕じゃない❗️これよ、この声‼️
VHSが擦り切れるほどループして鼓膜に擦りついた記憶が蘇る😊
あぁ円盤買おう❗️絶対買おう❗️

ジョン・ウィリアムズの軽妙でどこか哀しさを感じるメロディに
少年の可愛げとひとりぼっちの寂しさを感じながら、日時生活に不釣り合いな過激な仕掛けに笑みを浮かべる
エンタメの耳心地の中で、それでもやはり耳に残るのは『Carol of the bells』
純粋な聖歌が心に残るのはクリスマス特有の力に寄るものかもしれない
いや、それ以上に映画として最大の盛り上がりの場面に持ってこられた曲ということが大きいかもしれないけど😁

聖なる日の奇跡
喧嘩別れした息子と再会する老人
疎ましく思いつつも大切さを再認した家族と再会する少年
クリスマスは奇跡が起こる"救い"の日
苦難を自立して乗り越えたからこその"救い"
その"救い"が最高のプレゼント
望みの余白があるのは本当に素晴らしい

我が家にも泥棒もといジョー・ペシ&ダニエル・スターンが来てくれないことか…
それこそ発狂するほどのプレゼントだろう😆

p.s.
葬儀場に残されるのはキツい
タカ

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