NAO141

ホーム・アローンのNAO141のレビュー・感想・評価

ホーム・アローン(1990年製作の映画)
4.0
クリスマスに観る映画の代名詞。
老若男女問わず非常に人気の高い作品。
主演のマコーレー・カルキンは当時10歳であったが、本作の大ヒットで一躍映画スターの仲間入り!当時〈世界一有名な子役〉としてギネス記録にもなった。

作品の内容としては家族全員でクリスマス休暇を楽しもうとパリ行きの飛行機に乗り込んだものの、途中で息子のケビン(カルキン)を家に残したままだったことに気付く(…途中まで気づかない家族にある意味驚く。そんなことある?笑)。
留守番となったケビンが自由気ままに一人を満喫していると(それもまたある意味驚く…笑)、泥棒たちが忍び込んでくる。ケビンは知恵を絞って彼らを撃退。物語はとてもシンプルなため、誰もが楽しむことが出来る。子ども向けというよりファミリー向けの作品である。

本作の監督クリス・コロンバスは『グレムリン』『グーニーズ』等で脚本を、そして『ハリー・ポッター』シリーズでも監督に抜擢された方であるが、子どもをワクワクさせる作品を製作するのが非常にうまく、この監督のファミリー向け作品は間違いなく面白い!

本作ではケビンの兄で長男のバズが自分の部屋でタランチュラを飼っている(そんなもの飼いたくない…苦笑)。このタランチュラをケビンが泥棒マーブ(ダニエル・スターン)の顔にバサッと乗せて撃退するが、このタランチュラが本物というのだから驚く…。役者魂立派!!
海外ではタンスの中にタランチュラがいたりする…らしい(本当!?)。ゴキブリも嫌だがあんな巨大な蜘蛛がタンスにいたら…。

本作のパッケージ、〈ムンクの叫び〉のようなケビンの顔で有名だが、作中でも彼は何かを頬につけて突然叫ぶ。初めて観た時はなぜ叫んだのか理解出来なかったが、どうやら髭を剃った後に使うアフターシェイブローションを使ってヒンヤリしたので叫んだらしい(そういう説がある)。個人的にはなんかスッキリしないが苦笑、まぁそうなのだろう。
それよりも有名な絵画エドヴァルド・ムンクの名作〈ムンクの叫び〉は実は作品自体の正式名称は〈叫び〉であり、〈ムンクの叫び〉が作品名称ではないことを数年前に知り、ある意味衝撃だった笑

クリスマスにはぜひ本作を観よう!
もちろん夏に観てもOKだ笑
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