かめさん

ホーム・アローンのかめさんのレビュー・感想・評価

ホーム・アローン(1990年製作の映画)
3.8
過去鑑賞。「ピクセル」のクリス・コロンバス監督作品。マコーレ・カルキン主演映画。シリーズ第一弾。
シカゴに住む裕福なマカリスター家は、クリスマス休暇を利用して家族総出のパリ旅行を計画していた。しかし、全員が寝坊してしまう。家族は慌てて空港へと向かったが、その際、8歳の少年ケビン・マカリスターが1人家に取り残されてしまった。
ケビンはうるさい家族がいなくなった事を喜び1人暮らしを満喫する。一方、泥棒コンビ、ハリー・ライムとマーヴ・マーチャントは事前の情報収集によってマカリスターにも目をつけていた。また、道中でケビンがいないことに気づいた家族は母・ケイトが一人別行動で帰宅を試みる。

ひょんなことから家が狙われていることを知ったケビンは、家人がいるように見せかけ、家を守ろうとする。当初はうまくいき、泥棒コンビに一泡吹かせるが、結局は幼い子供が独りだけだとバレてしまい、泥棒コンビは騙された報復も兼ねて計画通りマカリスター家に盗みに入ることを決心する。また、マカリスター家の隣家の老人マーリーを「シャベル殺人鬼」と思い込んでいるケビンは、彼には助けを求めようとしなかった。

クリスマス当日。ケビンは家を泥棒から守るべく、日用品などで家中に仕掛けを作り、泥棒たちを迎え撃つ準備を整える。教会でマーリーと出くわすが会話を交わしていくうちに彼への誤解を解く。

その後、ケビンは家に侵入してきた泥棒たちに仕掛けた罠で酷い目に合わせていく。最初はしょせん子供が相手だと油断する2人であったが歯が立たず、本気になるも、それすらも狙ったかのような狡猾なケビンの罠が2人を襲う。一通り泥棒たちを苦しめ、家を脱出したケビンだったが、凍った地面に足を取られて転び、追いかけてきた泥棒たちに捕まってしまう。その時、マーリーが現れ、泥棒たちをシャベルで殴りつけて気絶させケビンを助け出す。そして泥棒たちはやってきた警察に捕まる。ケビンはサンタに家族を戻してほしいと願う。

翌朝、ケイトが自宅にたどり着くとなにか変なことはあったかと問う父に、特に何もなかったとケビンは答える。ケビンが窓の外を見ると息子夫婦と和解したマーリーが孫娘を抱きかかえ笑っている。ケビンに気づいたマーリーが手を振り、ケビンも手を振りかえしたところで、兄バズが勝手に部屋に入ったなと怒るシーンで物語は終わる。
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