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追憶のmegのレビュー・感想・評価

追憶(1973年製作の映画)
4.0
世界の情勢を背景に、ケイティとハベルの成り行きを描く作品。客観的な視点が貫かれ、ケイティとハベルのどちらにも感情移入できる。それがまた結末の切なさを煽る。バーブラ・ストライサンドが強気な左翼活動家を熱演。ロバート・レッドフォードは柔軟で思想に囚われないハベルを好演。2人の容姿がそれぞれのキャラクターにマッチしており、良いコントラストだった。またラストの2人の表情が苦しい。あとバーブラが歌う主題歌が美しい。胸をしめつけられる。泣けはしないかも知れないが、ほろ苦い。
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