ぬーたん

あの日、欲望の大地でのぬーたんのレビュー・感想・評価

あの日、欲望の大地で(2008年製作の映画)
4.3
良くある群像劇かな~と軽めのスナック感覚で見始めた。いきなりシルヴィア役、シャーリーズ・セロンの全裸でスタート!窓辺で煙草を喫うんだけど(ゼンラのまま)学校へ行く小さな男の子たちと付き添うママさんたちから丸見え!おっぱいは勿論、足の長いセロンの下半身もあの窓枠からはみ出して…もしやの丸かも?いやー、登校前に鼻血出そう😅それにしても美しい体とお顔。12年前だから32歳位。今作では製作総指揮もとっている。
ジーナにキム・ベイシンガー。この当時54歳なのに、これまた美しいお尻!セロンとは22歳差だが色気対決は負けてないぞ。恋する主婦を演じて、不倫なのに旦那もなかなかイケメンなのに、でも気持ちも分かっちゃう。
ジーナの娘マリアーナにジェニファー・ローレンス。17歳。メリル・ストリープの再来と監督に言わしめたその演技力と透明感ある美しさ。もう可愛いというより既に美しい部類。これまた綺麗な長い脚をむき出しに。役は感情の揺れと決意とを上手く演じてる。
この3人の美女を観るだけでもう満足じゃ、しかも裸🤤(オッサンかっ)
まあ、一応男性陣も紹介すっかね。サンティアゴにダニー・ピノ。大好きなドラマ『コールド・ケース』のスコッティ。映画はあまり出ていないから、嬉しい。でも出番は少ない。
ニックにジョアキム・デ・アルメイダ。メキシコ人の役だがポルトガル出身。以上。まあ、女性の映画だもんね。
それぞれの物語が順番でもないし、行ったり来たりで分かりにくい。関係性も分からない。女性たちの行動も、うーんと首を傾げたくなるようなことが多いし、感情移入は難しい。でもその切り替えがだんだんと楽しく、心地良くなってくる。説明は難しいが、編集が上手いのだと思った。
サスペンスであり、ヒューマンドラマ、家族の物語。全く予備知識なし、予告も観てなかったのが良かった!
これは、もう久々に、どきゅーんと胸に刺さった。最初はどう繋がるか分からないが、分かった時に、どきゅーんとなりまっせ。106分と短いのもいい。
軽めのスナックのつもりが、重めのアメリカンステーキになり、胃もたれしちゃった。胃薬が必要なくらいにラスト近くまでスッキリはしない。いやラストも余韻を残す。何だか私はこの作品、超お気に入り!監督はギジェルモ・アリアガ。メキシコ人。監督は現在までこの1作のみ。音楽はハンス・ジマー。心地良くも悲しい音楽が流れる。オススメ!
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