安堵霊タラコフスキー

金色の眼の女の安堵霊タラコフスキーのレビュー・感想・評価

金色の眼の女(1961年製作の映画)
4.0
アルビコッコの長編デビュー作だけど、むしろ父親の撮影や照明の方が目立っていて、息子の映画の為あまりに煌びやかな花を添えようとした親馬鹿なのかと思えて美しくも可笑しかった

ということで映像にばかり目が行って話の内容が殆ど入って来ず、終盤に意外な展開があったことくらいしか記憶に残らなかったけど、それだけ力のある映像は評価せざるを得ない

それにおそらく女性を支配していた側が一人の女性に翻弄される皮肉が感じ取れたら作品の意図の把握として間違っていないはず