フェイフォン戸部

スタートレック ジェネレーションズのフェイフォン戸部のレビュー・感想・評価

4.0
オリジナルシリーズから次のシリーズへの橋渡し映画

エンタープライズBの処女航海に招待された退役士官のカーク、スコッティ、チェコフ。そして、いつのまにか家族をこさえて娘を同艦操舵手させていた抜け目のないスールー

マッコイやスポック、ウフーラは出てこないが、出すぎてもゴチャゴチャになるからこれぐらいで良かったのかな?(でもカーク、スポック、マッコイのトリオは観たかった)

データはエモーションチップを装着し、笑ったり怖がったり泣いたりしてきゃわわが止まらなかった



「死ぬのは独りの時だ」(スタートレックⅤ)と言っていたカーク。本当にそれが現実のものになった。
絶望的な状況に挑み、スポックに「非論理的な人間だ」と言われるだろうが、その状況に逃げずに立ち向かうことが「楽しい」と語るカーク。

最終的に2億人以上の人々を自らを犠牲にして救ったカーク。「役に立てた。楽しかった」と言い絶命する…


……本編はここで終わるものの、カーク演じるウィリアム・シャトナーが直々に執筆した「新・宇宙大作戦シリーズ」にてカーク、堂々の復活!!
マッコイは144歳の現役提督となり物語の平均年齢を爆上げし、ディファイアント級のちっさい宇宙船に「エンタープライズ」と名付け、ドラマシリーズの人物を巻き込みながら深宇宙を爆走するイキイキとしたカークの物語が読める素晴らしい小説が日本語で読めます

皆さん読みましょう
ジェームズ・T・カークの物語はまだまだ終わりません