みおこし

野郎どもと女たちのみおこしのレビュー・感想・評価

野郎どもと女たち(1955年製作の映画)
3.5
アメリカではブロードウェイ版、映画版共にとっても知名度の高いミュージカルなんだそう。キャストはシナトラ様と、まさかのマーロン・ブランド!!

舞台はニューヨーク。賭博師のネイサンは、賭博を開く場所が設けられず困り果てていた。そこにベガスで大勝ちした別の賭博師スカイが戻ってくる。賭博場用の千ドルを巡って、2人は賭けをすることになり...。

150ぷん。なっ、長い...。賭博師スカイと救世軍の娘サラの恋、ネイサンとショーガールのアデレイドの恋を中心にしたお気楽なミュージカルなんですが、思ったよりもストーリー部分が長くて、歌うシーンと同じくらいのボリュームに感じました。
でも冒頭ニューヨークでの人々のハチャメチャな日常を描いたオープニングに始まり、特筆すべきナンバーが数多くあり楽しめました。ブロードウェイで人気が出るのもうなずける、派手な楽曲が多くて良かった!!
ネコの格好をしてアデレイドが踊る'Pet Me Poppa'、賭博師たちが罪を告白するシーンで歌われる'Sit Down You're Rocking the Boat'、マーロン・ブランドが歌う'Luck Be a Lady'が特に印象的でした。セットもディズニーランドのトゥーンタウンみたいにポップで、衣装も原色を使った豊かな色彩。レトロなミュージカルが好きな人は絶対好きな作品だと思います。

肝心なマーロン・ブランドはというと、今まで観た彼の作品の中ではダントツにカッコよかった!ダブルのスーツを着こなして、軽快に歌って踊る彼を観られる日が来るとは思いもよらなかったなぁ。シナトラとブランド、理由は会えて伏せますが、2人とも誰よりも賭博師役が板についている感じがしました(笑)。
ジーン・シモンズもシェイクスピア劇など堅い映画のイメージが強かったので、こんなミュージカルに出ていたとは驚き。

中だるみも少しあったけど、豪華絢爛で楽しい一本でした!