Risa

スローガンのRisaのレビュー・感想・評価

スローガン(1968年製作の映画)
1.5
あら〜、唖然としてしまいました。

今までバーキンの良さが分からないまま来たのだけど、これを見て、確かに 綺麗で笑顔が可愛いのは理解しました。
私は 年老いてからのバーキンの方が良いですが。
色気が無いんです。それは 決して体型の問題では無く。スタイルは抜群です。
バーキンといい、最後の女といい、当時流行りの上目遣いをするためには 顔の位置がおかしくなり、、あぁ、私 やっぱり60sのポップカルチャーがちょっぴり苦手なのかな。。
身振り手振り、目つき、色気が無いったら。。

話は よくある展開なので共感はできます。
不倫をし、奥さんと別れない彼に嫌気がし、ヒステリックに。それに疲れた男。
そんな所に 日焼けして引き締まったボディの可愛らしい若い男。そりゃ 目がくらみますよ。中年ボディに目が慣れてしまった若い女には たまらないですよ。

既婚、子持ちの40代が若い女の子に惚れてしまうという そして その若い女の子は 凄く綺麗だけれども ごくごく普通の女の子。

『俺を老いさせない女が 世の中には いるんだ』は、聞いていて 恥ずかしすぎてこっちが赤面しそうでした。なぜなら 相手が 一般的な女の子。こう、何故か不思議な魅力のある雰囲気のある女の子を希望してました。

エンドロールはもう、冒頭の様に衝撃が隠せません。

この時代の近未来的なインテリアなんかは楽しんで見れます。受話器をスケルトンの箱で覆っていたり、レコードをスケルトンのドームで覆っていたり。
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